新生児の育て方-1

 新生児期は弱い。保温、安静、感染予防が、弱い新生児をじょうぶにさせる三大原則である。

● 新生児は保温が大切
① 室温は10~25度くらいが理想的。1か月以上たった赤ちゃんなら、比較的低い気温にもたえられるが、新生児のあいだは最低15度以上が望ましい。

② 室温が30度以上になると、新生児には暑すぎる。多少の風通しは差し支えないから、涼しい部屋を選ぶ。

③ 冬に、部屋全体を暖められないときは、ベッドの枠に毛布やタオルなどをかけて赤ちゃんをつつむと有効な保温対策になる。

● 湿度の低下に注意する
① 室温ばかりに気をつけていると、湿度が下がることがある。赤ちゃんの鼻がつまったり、呼吸器への感染がおこったりしやすい。

② 真冬には、やかんや洗面器を部屋に置き、かるく湯気を立てておく。湿度は50~70%が理想的である。

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● 新生児は静かな部屋に
 余分なエネルギーや酸素を消耗しないように、静かな部屋に寝かせる。また、感染を予防する目的で、出入りの少ない部屋を選ぶ。部屋はほこりを立てないように清潔にしておく。

● 新生児は伝染病に弱い
① 新生児は、伝染病に対しては白紙の状態にあり抵抗力はきわめて弱い。とくに、風邪のように一般的で、しかも感染の機会の多い伝染病にはかかりやすい。いったんかかると、すぐ気管支炎や肺炎にすすむ可能性が強い。

② 赤ちゃんの世話をする人を決めておき、その人以外は、なるべく赤ちゃんの部屋に入らないようにする。

● 入浴は手早くすませる
① お湯につからせる時間は、5分以上にならないこと。時間が長いと赤ちゃんは疲れてしまう。

② 気温の高い日中を選ぶ。入浴させる部屋の温度は18度以上がよい。

③ 湯の温度は夏で38度、冬は40度くらいがよい。

④ 入浴の要領については、病院や産院などでじゅうぶんな手ほどきを受けておくこと。

⑤ 保健婦による新生児訪問の機会を利用するのもよい。

● 衣服は室温によって調節する
① 室温が18~25度のときは、肌着と長着程度でじゅうぶん。その上に毛布をかけて寝かせる。

② 生まれた季節によって衣服の枚数は違うが、着せすぎて汗をかかせないように。冬はおとなより1枚多い程度を目安にする。

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