生後7ヶ月~生後10ヶ月

多い病気

 体の特徴

● 体重・身長はあまり増えない
① 体重・身長とも、前ほど急には伸びない。
② 体重は1日に約7㌘、身長は1カ月に約1.5㌢ほどしか伸びない。
③ 赤ちゃんによっては、体重の増え方が止まっているように見えることもある。夏の暑いときは、とくにそう見える。
④ 今まで体重の伸びがめざましく、標準を大きく上回っていた赤ちゃんは、とくに増えなくなったように見えるが、体重が減りさえしていなければ心配はない。

 満7か月

● おすわりがじょうずになる
 両手をついて、上体をささえて座ることができるようになる。

● 手が自由に動くようになる
① タオルを赤ちゃんの頭にかぶせると、手で払いのける。
② この時期から指しゃぶりがさかんになる。寝たまま足の指をしゃぶる赤ちゃんもいる。
③ なんでも手でいじる。両方の手で物をにぎることができるし、一つの手に持ったものを、他の手に持ち替えることもできる。

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● うつぶせに寝ることが多くなる
① あおむけに寝かせておいても、自然にうつぶせになって寝ていることが多い。
② うつぶせにすると、腕を使ってぐるぐるまわりをしたり、後退をはじめる。
③ 足の緊張がゆるんでくる。ひざの関節を、まっすぐ伸ばしていることが多くなる。

● おとなのまねをするようになる
① 「イナイ、イナイ、バー」が分かるようになる。
② 人見知りがひどくなり、おこった顔をすると泣く。

 満8カ月

● はいはいがじょうずになる
① まだ、腹が床についたままだが目的物に向かってすすむことができる。
② おすわりはうまくなり、手でつっかえをしないで長く座っていられる。

● 家族の顔は全部覚える

 満9カ月

● 手足の運動がかなり発達する
① 小さいものを指先でつまむことができる。
② 物をかなり正確に投げることもできる。
③ はうとき、腹が床につかなくなる。
④ 満9カ月過ぎると、ものにつかまって立ちあがれる赤ちゃんが多くなる。

● 知恵がすすむ
① 記憶力がかなりすすみ、満9か月ころには、名前を呼べば、自分が呼ばれていることが分かる。
② ブーブー、ダーダーというような音の声を出す。おなじ音が2度ずつ続けて繰り返されるのが特徴。

● 食事はかためのものを与える
① 順調に離乳がすすんできた赤ちゃんなら、自然にかためのものを喜ぶようになる。
② 満8カ月には、野菜はうらごしをやめて、こまかくつぶすだけでよい。
③ 満7か月はつぶしがゆ、満8カ月になれば、ふつうのおかゆでよい。
④ 満7か月では、1日2~3回、離乳食を与えたい。

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● 牛乳は全乳を
① 母乳は回数を少なくして、満8カ月を過ぎたら、いつでも適当な時期にやめて、牛乳に変えてよい。
② 満8カ月以後の牛乳は全乳でよい。ただし、腐りやすいので保存には手を抜かぬこと。強制もしないこと。
③ 離乳食を与えたあと、調乳はほとんど飲まなくなる。飲まなければ与えなくともよい。

● 調乳は濃くしない
① この時期は、体重の増え方が少なくなるので、あせって無理の濃い調乳を飲ませようとするが、これはよくない。
② 水分不足にならないように、1日数回湯ざましを試みること。濃い調乳は、水分不足のもとになる。

● 赤ちゃんとの愛情交感を
① 母親の愛情は、赤ちゃんの発育に欠くことのできない大切な要素。とくにこの時期は赤ちゃんの情緒が芽生え始めているので、母親は赤ちゃんの心の形成に大きな役割を演ずる。

② 赤ちゃんに話しかけたり、歌いかけたりしてやる。赤ちゃんは、母親の話しかける声の調子に反応をしめす。母親の表情や身ぶりもよくわかる。

③ 赤ちゃんのことばを発達させるためにも、話しかけることは効果がある。

● 一人遊びをさせよう
① 午前中は、一人遊びを楽しんでいることが多い。こんなときは、そっと見守ってやること。

② 満8カ月から9カ月になると、手で持つことのできるおもちゃに興味をしめす。振ったり、たたいたり、引っ張ったりして、一人でさかんに遊ぶ。

③ 危険防止の上からプレイペンなどを利用した安全な遊び場を与える。