生後7ヶ月~生後10ヶ月に多い病気

 はしか
① 満6カ月を過ぎると、母親からもらった免疫体が完全になくなるため、はしかにかかるようになる。

② 原因は、麻疹、ビールスの感染。はじめは、せき、鼻水、くしゃみ、熱などのかぜの症状が出る。特有の発疹が出るのは、4日目ころからで、なおるまで7~10日はかかる。

③ 流行は1年おき、季節は春に多い。潜伏期間は10~11日。

④ 赤ちゃんに兄姉がいる場合、外からはしかが持ち込まれて感染する場合が多い。

⑤ 近所にはしかの子がいて、感染を心配することが多いが、その子と接触する機会さえなければ、まずうつらない。

⑥ 1歳未満のはしかは軽くすむこともあるが、いったん肺炎を起こすと非常に危険。不幸な結果を招くことも多い。

⑦ じゅうぶんな量のガンマグロブリンを、潜伏期の初め7日以内のうちにうってもらうと、かからないで済ますこともできる。適量打ってもらい、軽くすますこともある程度可能。はしかの症状が出てしまってからでは、ほとんど効果はない。

⑧ 高熱のために食欲がなくなるが、水分はじゅうぶんに与える。

⑨ はしかだからといって格別あたためることはない。ふつうのかぜとほぼ同じ手当てでよい。ビタミン剤シロップを与えることは大切である。

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 突発性発疹
① 高い熱が3日ほど続く。39~40度に体温が上がることもある。

② せきや鼻汁はほとんど出ない。病気にかかって3~4日目ころ、急にあせものような発疹が全身にあらわれて、下熱する。

③ 耳の後ろのリンパ腺が、エンドウ豆くらいにはれるのが特徴。

④ 発疹が出ると快方に向かう。回復期に数日間、下痢をすることがある。ふつうのかぜの治療をしていれば心配はない。

 腸重積症
① 満4か月~1年6か月くらいの赤ちゃんにみられるが、満8か月ころにいちばん多い。

② 嘔吐といっしょに、赤ちゃんが急に激しく泣く場合は、この病気の心配がある。吐き気は、だんだんひどくなる。

③ 自宅で浣腸してみて、便に多量の血液が混じっている場合は、決定的な兆候と見てよい。

④ 少しでも疑わしい場合は、一刻を争って、医師の診察を受ける。

⑤ 早くわかれば、高圧浣腸により簡単になおる。遅れると、手術をしても手遅れになることが多い。

⑥ 赤ちゃんはいろいろの原因で吐く。吐いたからこの病気と決めることはできないが、吐いたときには、こんな病気もありうることを知っておきたい。

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