生後10ヶ月~1歳に多い生理現象と病気

 夜泣き
① この時期の夜泣きは、生後1~3か月ころの夜泣きと違って、空腹によることよりも昼間の興奮が夜にまで持ち越されることが原因と考えられる。満1歳過ぎにとくに多い。

② 無理に寝かしつけようとせず、相手になってしばらく遊んでやる。

③ 湯ざましを与えてやるのもよい。のどが渇いている場合がある。

④ 中耳炎・外耳炎などの病気のこともあるから注意する。

⑤ 簡単になおらず、3~4カ月も続くことがある。ひどいときは医師に相談する。必要があれば、睡眠剤を処方してもらえる。

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 胸の変形
① お誕生ころ目立ってくる。胸の前面が突き出ているハト胸・みぞおちの辺りが落ち込んでいる漏斗胸、胸と腹の境い目辺りで、肋骨が前や横に軽く突き出て見える胸などがよく見られる。

② みぞおちがくぼんだ胸は、くる病の症状のこともある。のどがゼイゼイなっている赤ちゃんも多い。

③ 軽いものは、成長につれて自然になおるから心配はない。気になるときは、医師に相談するとよい。

 せき
① たんのからまない刺激性のせきと、たんのからむせきがある。

② かぜ・気管支炎・肺炎などのはじめは、ふつうたんのからまないせきが出る。たんがからむせきは、どちらかというと、病気がある程度進んでから出るが、必ずしも病気が悪くなったことを意味しない。たんが出て、病気がよくなる場合もある。
 
③ 鼻水が、たえず出ているように、たえず、たんがのどにからむ場合もある。

④ 声がかれるせきは、喉頭ジフテリアの心配があるので注意。

⑤ 熱のともなうせき、声のかれるせき、息苦しさをともなうせきは、できるだけ早く医師の診察を受ける。そうでなくてもせきが出るときは診察を受けねばならない。

⑥ 市販の風邪薬は、乳幼児の場合、手遅れをまねきやすいので進められない。

⑦ 部屋が寒いと、せきが出やすい。厚着をさせるよりは、室温を上げる。ただし、室温を上げると空気が乾燥しやすいので蒸気を立てることが必要になる。

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