生後1ヶ月~生後4ヶ月の育て方

● 乳幼児健康診査
① 生後満1か月を過ぎたら、かならず乳幼児健康診査を受ける。満1歳の誕生日を迎えるまでは、できるだけ毎月1回は受けるようにしたい。

② 母乳不足がないか、体重が順調に増えているか、調乳のつくり方や量が適当であるかなど、育児上の重要な問題が多い。

③ つぎに異常の有無を調べてもらう。斜頚、粘液水腫、フェニール・ケント尿症、先天性梅毒、先天性の心臓疾患などは、このころ発見されやすい。

④ 日光浴、外気浴など、毎日の世話について具体的な指導を受けることができる。

⑤ 生まれた病院、保健所、開業の小児科医など、健康診断はどこで受けてもよい。ただ病院や医院で受けるときは病気の子といっしょにならないようにあらかじめ時間を約束しておくこと。

⑥ 母子手帳を忘れないこと。医師にたずねたいことをあらかじめメモしていくと役に立つ。

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● 体重の増加に注意してみる
① 体重や身長はグラフに書き込む。体重が標準曲線を描いていれば母乳不足の心配はないし、まず順調に育っていると考えてよい。

② もし心配の場合は、1週間おきに正確な体重計ではかってみる。

③ はかるときは条件を同じにすることが大切。たとえば、午前中、授乳直前の空腹なときというように一定の時間を選ぶ。

④ 1週間に200㌘くらい増えているようなら順調。170㌘を下回るときは、一応、医師に相談してみる。

● 満3か月になったら規則授乳を
 母乳栄養の場合は、赤ちゃんが欲しがるときに授乳してよいが、満3か月になったら、離乳にそなえて規則的に与える。

● 人工栄養の場合は、調乳の量と配合を確かめる
① いつも多量の飲み残しができたり、哺乳ビンがいつもからになるときは、ほ乳量を検討してみること。あまり飲まないときは医師に相談してみる。

② 人工栄養が順調に動き出すと、手を抜きたくなるが、油断はしない。

③ 満3か月になれば、1日5回、4時間ごとの授乳が適当。夜は与えないのがふつうである。

● 混合栄養の場合は、母乳を与えたあとで調乳をやる
① 飲む量は、母乳の出方と赤ちゃんの食欲によって違う。100ccの調乳を母乳のあとで飲んでいた赤ちゃんが50ccしか飲まなくなるようなことがかなりある。100ccの調乳を母乳の前に与えない誘惑にかられるが、まず母乳を与えるという原則を外さないこと。

② 母親が職場にもどる時期である。この場合は母乳と調乳を交互に与えることになるがやむを得ない。この方法では母乳の分泌は減っていくが、満3歳過ぎには完全な人工栄養になっても心配はない。

● 果汁を与え始める
① 満1か月になったら少しずつ与える。新鮮な生果汁がよい。

② 缶詰め、瓶詰めの果汁には、感心できないものもある。

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● 下痢・便秘には湯ざましを
① 排便が1日3回以内なら、母乳、人工栄養児とも下痢の心配はない。

② 母乳栄養児では、便が1日5回くらいでもたいてい正常である。赤ちゃんの機嫌さえよければ、母乳栄養児の便のゆるさはまず心配ない。

③ 下痢のときは、人工乳に加える糖分は滋養糖がよい。マルツエキス・しょ糖はよくない。

④ 医師の意見を聞かずに、調乳の量を薄くしたりするのはよくない。下痢をして、しかも赤ちゃんが機嫌が悪いときは急いで医師に相談する。

⑤ 便秘の時は、ミルクに入れる糖分は、ふつうのしょ糖かマルツエキスに変える。滋養糖はよくない。

⑥ 果汁の量を増やすと、多少便はやわらかくなる。

⑦ 便秘にはおなかを時計の針と同じ方向に軽くマッサージするのもよい。