離乳食の準備


● スプーンに慣れさせておく
 赤ちゃんが3か月の終わりから4カ月になったら、スプーンを口に入れても抵抗のないように慣らしておきましょう。スプーンはなるべく浅い小さい型のものがよく、これで薄めた果汁、みそ汁のうわずみのところ、またはおも湯などを少しづつ与えてみます。

 また、入浴後など、のどのかわいた時を見計らって、うすめた番茶などを与えてもよいのです。

 最初はこれまで口にしたことのない物の感触ですから、舌か唇で突き出すような、押し出し反射を見せるでしょうが、そのときは決して無理をしないで、1日に1~2回与えているうちに、赤ちゃんはやや慣れてきて、スプーンから飲みとることをしだいに覚えます。

 このころはまだ離乳食というほどのものを与えるのではなく、スプーンから飲む練習ですから、果汁の酸味が強かったり、おも湯などが熱すぎたり、あるいはびっくりするほど冷たいものを与えたりしては逆効果になります。

 果汁やスープがいくさじか飲めるようになれば、ほんとうの離乳食に取り掛かったときに、スプーンを押し出すなどの抵抗がなく、無理のない出発ができるでしょう。

 ただし、スプーンなどに慣れたからといって、赤ちゃん自信に持たせておくことのないように。
 長いスプーンをなめていて、からだがぐらぐらする拍子に、喉を突くなどの危険があります。注意しましょう。

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● 授乳時間を規則的に
 最近の母親は、授乳は決まった時間にやらなければならない、ということは誰でも知っています。しかし、母乳のばあいには1回に飲む量がはっきりしないため、赤ちゃんがむずかると、もしや前回の授乳のときに不足していたのかもしれないと、時間でもないのに、つい与えてしまいます。

 これが重なると、赤ちゃんの甘え癖を助長して癖になり、いつの間にか授乳が不規則になることも少なくありません。

 近ごろは「自律授乳」といった与え方が唱えられ、赤ちゃんの要求にしたがって与えてよいというように言われています。

 しかし、離乳期、ことに初期になっても不規則な授乳を行なっていますと、赤ちゃんは空腹になる暇もなく、けっきょく離乳食にたいする要求も出てきません。したがって、離乳の準備方法として、決まった時間に赤ちゃんが乳を求めるように、習慣づけておくことが必要です。

 離乳食は、最初のうちは、朝から第二番目の授乳の直前に与えるのが良いとされていますが、授乳時間が乱れていては、当初からいい加減になります。

 離乳をじょうずに進めるためばかりでなく、赤ちゃんの食習慣のしつけのうえからも、母親の家事の都合上にも困ることが多いものです。

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