ベビーフードの利用


● 離乳初期に用いるのに適している
 赤ちゃん専用の食品が国産品で初めて売り出された頃は、粉末野菜と魚粉・穀類などを混合した、いわゆるミール製品で、ほとんどはこまかく砕いた乾燥したものでした。最近は各社からいろいろのベビーフードが発売されて大変便利になりました。

 しかし、これを用いなければ離乳ができないということはありません。その土地土地で手に入りやすい食品を利用して、離乳食を工夫することをぜひ実行してほしいものです。

 いっぱんに、ベビーフードといえば、ごく小型の離乳食缶詰のことを指すのですが、そのほとんどはペースト状であるため離乳食に適しています。

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● どんな長所があるか
 ベビーフードを使ってとくに利点が大きいと思われることは、

① 季節的に手に入りにくい品(野菜、果物など)がいつも簡単に求められ、いろいろ取り合わせができること。

② 少量では買い求めや調理のしにくい食品(たとえばレバーなどを少々求めたり、加熱してつぶすなどの操作)でも、小さな単位で簡単に入手できる。

③ 離乳食に適した、うす味に加工してあること。

④ 缶を開けさえしなければ、ある程度保存できるので、忙しいときや旅行の場合などにも利用できる、などです。

 離乳中期以後に進んで、少しずつ固形食をくわえ、歯ごたえのある食事をさせるようになっても、固形食品と一緒に補助的に用いれば(ペースト状のレバーで野菜のコマ切りを与えたり、つぶし肉と野菜の混合ペーストをパンに添えるなど)、これもまたなかなか便利です。

● 利用上注意すること
 このようにベビーフードの便利な点は多いのですが、缶を開けたあとは腐敗が早く、冷蔵庫のなかでも2日の保存が限度ですから、このことをよく頭に入れておかないと思わぬ失敗をします。

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