入浴時の心がけ

● 新生児の扱いは慎重に
① 新生児は体温の調節がじょうずにできないので、生まれてすぐの入浴は、体温が急に上がったり、さがったりする。なるべく刺激を与えないように気をつけること。

② 皮膚も弱いうえに、臍帯の落ちたあとの傷口を持っているので、ていねいに扱うこと。

③ 生後3~4日間は汗も少ない。汚れたところだけきれいにふき取ってから入浴させる。新生児では、汚れやすいわきの下や、またなどを軽く洗う程度でよい。入浴時間は5分以内ですませる。

● 未熟児は入浴を控えめに
① 体重2500㌘になるまでは入浴をひかえるほうがよい。

② 未熟児でなくても、標準より体重が少なく、弱い赤ちゃんの場合は体重が増えるまでは週1~2回くらいでもよい。

③ 初めての赤ちゃん、未熟児の赤ちゃんは、保健所の新生児訪問のとき入浴指導を受けるとよい。

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● 湯の量は浴槽の3分の2
 赤ちゃんをあおむけにし、おしりを浴槽の底につけたとき、おなかが湯に浸り、胸が出ている程度にする。

● 湯かげんは浴用温度計で
① 新生児のうちは、余計な刺激を与えないためにも、湯の温度に注意をはらう。夏は摂氏38度くらい、冬は40度くらいが適当。

② 温度計がない場合は、手や指先でみないで、腕を曲げ、ひじの関節を湯につけてはかる。

③ 湯の温度を一定に保つためにも、室温は18~23度くらいに。湯上がりに寒いと風邪をひきやすい。

④ 長湯は禁物。新生児期を過ぎても10分以内にはすませる。

⑤ 夏は行水も含めて、少なくとも1日2回、冬は1日1回または隔日に入浴させる。

⑥ 冬は湯が冷めやすいので、さし湯を用意すること。

● 着替えの準備を忘れずに
① 入浴後に着せる衣類は洗濯済みの新しいものを。着替えの上着、肌着、おむつなど順序よく重ねておく。

② 冬には、湯たんぽなどにくるんで衣類を暖めておく。肌着が冷たいと赤ちゃんは嫌がる。

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● パウダーはつけすぎないように
① 入浴がすんだら、別に用意した洗面器のかけ湯をかけ、湯上げタオルで包み、からだの水気を軽くたたくようにしてふき取る。

② 水気をとったら、パウダーはうすめにつける。つけすぎると皮膚を傷めることもある。首や脇の下、股のくびれなどに軽くつける。

③ ベビーオイルをつけるときも少なめに。ただし、パウダーとオイルを同時に使うと湿疹ができやすいから注意。

④ へそをていねいに手入れする。乾かないうちは、薬を塗る。