抱きぐせ・おんぶぐせ

 だきぐせ

● だきぐせは乳児前期に多い
① 赤ちゃんは、生後2か月ころから、抱かれることが多くなり、抱きぐせの問題も、このころからおこってくる。

② 6カ月を過ぎると、抱きぐせは少なくなるのがふつうである。

③ たいていの赤ちゃんは、泣いたりむずかっているときに、抱いてやると機嫌がよくなり、おとなしくなる。

④ 赤ちゃんが泣いてうるさいからとか、または喜ぶからといって、抱いてばかりいると、今度は寝かせると泣いたり、抱いていなければ泣くようになる。

⑤ 赤ちゃんが泣いたときには、泣く原因をよく調べて、その原因を取りのぞいてやることが必要である。

⑥ これといって原因がないのに泣くときは、放っておいてよい。

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● 抱く機会を減らしすぎないこと
① 抱きぐせを心配するあまり、赤ちゃんを抱く機会を減らすのは、かえって良くない。

② 抱っこは赤ちゃんにとって、一種の気分転換であり、喜びでもある。

③ 4~5か月ころまでは、泣いたりむずかったりしないときでも、1日数回は抱いてやる。

④ とくに2~3か月ころからは、健康上からも外気浴、日光浴をかねて、抱いて戸外に出ることが大切である。

⑤ 首がすっかりすわるようになったら、1日5~10分は、赤ちゃんを抱いて戸外に出る。

⑥ 泣くたびに抱いてやるのとは意味が違い、外気浴に出ることで抱きぐせが付くことはない。


 おんぶぐせ

● おんぶぐせは乳児後期から
① 赤ちゃんは、一般におんぶを喜ぶが、次の理由が考えられる。
・ 母親に接触していられる。
・ 精神的な安心感が強い。
・ あたたかくて気持ちがよい。

② 精神発達がある程度進んだ、6カ月以後の赤ちゃんでは、泣くことによって母親におんぶを要求する。

③ 泣くことがうるさいからといって、そのたびにおぶうと、癖がつく。

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● おんぶぐせは、早目になおす
① おんぶぐせは母親自身が困るだけではなく、赤ちゃんの発育にも影響してくる。

② 一人遊びができなくなり、依頼心を強めるおそれもある。

③ 癖がついたら、どんなに泣いてもおぶわないこと。とくに、眠らせるためとか、泣きやませるためにおぶわないことが大切である。

④ おんぶを外出の時に限れば、赤ちゃんもそういうものかと理解するようになり、癖はつかない。

● 幼児期は歩かせることが第一
① おんぶぐせは、乳児期にかぎらず、幼児の初期にもおこりやすい。

② この時期には、一人歩きが嫌になったからとか、くたびれたからなどの理由からおこる。おんぶしてもらいたいため、わざとそのまねをしたりする。

③ そのようなときには、からだの鍛錬と思って、そのまま歩かせる。おんぶぐせを防ぐだけでなく、独立心を養う上にも、よい効果を生む。