幼稚園と保育所;小学校入学前につけたい習慣、なおしたい癖


 入学以前において「1日入学」などと称するものがあります。ある特定の日に、その年、その学校に入学する子供たち全員が登校して、校長先生などの話を聞く日です。

 この1日入学のおり、小学校の先生方は、決まったように入学までの諸注意をします。だいたい次のようなことが多いようです。

① 自分のことは自分でできるように。
② 自分の物と他人の物との区別ができるように。
③ 他人の話を注意して聞くことができるように。
④ 排泄の始末、服の着脱が一人でできるように。
⑤ 決まりが守れるように。
⑥ わがままをせず、我慢することができるように。

 これらができれば、心配はないわけです。

● 自分の意志がはっきり言えるように

 現代においては、いわゆる就学前教育が盛んです。都市においては、就学する子のうち、ほとんどが幼稚園なり保育園での生活を体験しています。

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 都市部以外においても、かなりの高率の就園率をしめしていますので、先にあげた①から⑥までの事柄については、入学を控えて、あわてて家庭で指導する必要はないといってよいでしょう。

 ところでこの①から⑥までの中には、もっとも重要だと思われることが抜けています。それは、習慣とか癖というカテゴリーとは違いますが、「自分の意志がはっきり言える」ということです。

 お腹が痛ければ「お腹が痛い」といい、理解できなかったときは「分かりません」とはっきり言える子供にしておく─ということです。これがもっとも重要な点だということを知ってほしいと思います。

 小学校側から見て困った子

 ある地方のことわざに「シイラボ」(カラばかりで実のないもみ)というのがあります。中身がないのに知ったかぶりをする、というほどの意味に使われているようです。

 このごろは、数なども200までお経を読むように数えられる、かなも漢字もよく書ける、という子が新入生の中に見られます。こういう子にとっては、一から始まる教室の学習がバカバカしくって、真剣に勉強と取り組もうという姿勢が見られません。

 お母さんが、小学校の勉強の教科の面だけ考えて、就学前に読み書きに力を入れ過ぎたためでしょうか。

 学校では読み書きだけでなく、子供を全面的に発達させることを目標にして、計画が立てられているということを、よく理解してほしいのです。
 
 また、幼稚園の習慣を学校にまで延長させている子、たとえば、幼稚園時代にボス的な存在に服従してきた子がいます。いつまでもその習慣から抜けきれず、先生の言うことよりも、ボスにひきつけられて落ち着きがなく、教室の授業を乱してしまいがちです。

 幼稚園生活を脱皮して、新しい自覚を持って、学校生活の第一歩いを踏み出してほしいものです。

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