母親になる日のために

母親になる日のために-2

● 出産への不安をなくそう
 妊娠は病気ではありません。どんな小さな野の花にもやがて実がなり、ひとりでにはじけてこぼれるように、出産もまた、自然の偉大なエネルギーが女性にもたらす生理的現象で、恐れたり、心配したりする必要は一つもありません。新しい命が誕生する日を、祝福された気持で待ちましょう。

● 胎内の赤ちゃんをよい環境に
 受胎の瞬間から、受精卵は活発な活動をはじめ、素晴らしい早さで育っていきます。この大切な時期に、胎内の赤ちゃんをできるだけよい環境においてやりたい。心を安静に保ち母体の健康を損なわないように、くれぐれも気をつけましょう。

● 平静な気持で毎日を
 心安らかな毎日を送るためには、夫婦間の深い愛情と信頼と理解が絶対の条件。これさえあればやがて生まれてくる赤ちゃんの幸福と健康は、もう約束されたようなものです。笑顔を寄せ合って、赤ちゃんの誕生をむかえるための楽しいプランを立てましょう。

● 母親の健康が第一のカギ
 胎内にあるときも、また生まれてからも、赤ちゃんが健康であるためには、なによりもまず母親が健康でなければなりません。母親の健康は赤ちゃんの幸福に切実につながっています。胎児が丈夫に育つためにもぜひとも必要な「よい環境」も、母親が病弱であってはつくることができません。

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● 定期健診を受けよう
 妊娠のきざしに気づいたら、あれこれ思案することなく、信頼できる専門医をたずねましょう。医師は妊娠かどうかを診断して、今後の健康や妊娠中の衛生について、詳しく指導してくれます。6か月目までは少なくとも月に1回、その後は出産の近づくまで、月2回以上診察を受けるのが理想的。

● 健康管理のための検査を受けよう
 病院では、母体の健康管理のために次のような検査をしてくれます。よい赤ちゃんを生むために、すすんで検査を受けましょう。

① 骨盤検査
 赤ちゃんが、産道をうまく通過できるかどうかをみる。
② 血液検査
 赤ちゃんに、よい血液がじゅうぶんに供給されるかどうかをみる。
③ 検尿
 腎臓の働きを調べる。
④ そのほか、全身の診察と必要な検査。

● 母親学級で出産に対する自信を
 最近では医学の進歩がめざましく、医師の適切な健康管理を受けることによって、少しの危険もなく、安全に出産できるようになりました。このごろはよく医院、産院、保健所などで母親学級が開かれています。おっくうがらずに出かけていって講義を聞いてみるのも、出産への自信を深めるうえに大きく役立つと思います。

● 栄養をじゅうぶんに取ろう
 タンパク質、各種ビタミン、カルシウム、リンや鉄分などのミネラルをじゅうぶんにとること。カロリーの取り方は、個人によってかなり広い幅があるので、いちがいにはいえません。医師の指示を受けて下さい。

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