離乳の進行

● 中期(6~8カ月)の目標
① 離乳食は1日2回にする。

② 半固形食からやわらかい固形食へと移り、食品の種類と量を増やす。

③ 1回おかゆ類20さじ、全卵2分の1個、野菜5~8さじ食べられるように。

● 2回目の離乳食は午後に与える
① 午後6時か午後2時、母親の都合のよい時間に決める。

② 1回食が、子ども茶碗に7~8分程度食べられるようになったら、2回食にする。

③ 小食で量が進んでいなくても、はじめて2か月たったら2回食にする。

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● 2回食のすすめ方
① おかゆ類、卵などの動物性食品、野菜を、それぞれ1回食の半分量から始める。

② 1週間くらいようすをみながら、量を増やし、1か月くらいで、午前中の食事と同量にする。

③ はじめて食べるものは1さじから。量の増やし方は、初期よりはやくする。

④ 食後は、飲めるだけの乳を与える。

⑤ 午前中の離乳食と、ほかの時間の乳、食事のあいだの果汁はこれまでと同じ。朝と夜の調乳にも穀粉入れない。

⑥ 7か月ころまで赤ちゃんの食事にあわせて量を少しずつ増やしていく。

⑦ 8か月ころになると、ドロドロした半固形食は飽きるので、調理や献立に変化をつける。

● 調理はしだいいあらめに
 初期から与えていた食品は、つぶし方を少しずつ荒くして、やわらかい固形食が食べられるようにする。

① おかゆ類
 7~8カ月にはつぶさないおかゆ、やわらかいご飯を軽くつぶしたものを。ご飯をそのまま与えるのは早すぎる。パンは、トーストにして小さく切り、牛乳やスープにひたす。

② 野菜類
 やわらかく煮たものを軽くつぶす。ナス、玉ねぎも食べられる。キュウリは、生おろしに。生野菜を与えるとき、青野菜は中性洗剤と流水でよく洗い、キュウリ、根菜類は洗ってから熱湯をとおすとよい。

③ くだもの類
 ミカン、オレンジなどは、うす皮をとってよくつぶす。イチゴは、中性洗剤で洗い、つぶして牛乳をかける。

④ 豆腐
 7~8か月ころから、やわらかい煮豆の皮をとって、つぶして与えられる。すりつぶし納豆も与えてよい。

⑤ 油脂類
 良質のマーガリン、植物油(サラダ油)を調理に使い始める。よくすりつぶしたゴマやピーナツは、あえ物にする。

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● 魚と肉が食べられる
① レバーに次いで、白身の魚、かき(貝)、イワシのような青い魚、赤身の魚、とり肉、豚肉、牛肉などを与える。

② 材料は新鮮なものを。はじめは、家族の食事から、1さじ分をとったり、かきを1個とり分けて使う。刺し身はまだ与えないほうがよい。

● 魚と肉の調理法
① 魚
 最初はすりつぶす。ついでそぼろに。慣れたら蒸したり煮たりして、スプーンでつぶす。

② 肉
 脂肪の少ないやわらかいところを2度びきにする。1度びきは、ボロボロして食べにくいので、片栗粉でとろみをつける。

③ 味つけ
 塩、しょうゆのほか、あんかけ、白ソースなどで変化をつける。味は、すまし汁程度のうす味。

● 海草類の与え方
① ノリ
 消化がよくないのでごく細かにする。乾いたふきんに包んでもむ。粉末に慣れたらもみのりでよい。

② わかめ
 あぶって粉にする。水に戻してとろとろに煮つぶす。