離乳の完了

 離乳後期のすすめ方

● 後期(8~11か月)の目標
① 離乳食を1日3回にする。

② やわらかい固形食を中心に、種類と量を積極的に増やす。

③ 1回におかゆ類を子ども茶碗1杯、同量くらいのおかず(野菜類、動物性食品類)が食べられるようにする。

● 3回食のすすめ方
① 2回食が順調に進んで、2か月くらいたったら、もう1回増やして1日3回にすすめる。

② 時間は、午前10時、午後2時、6時の3回にする。

③ 朝と夜の授乳(牛乳でもよい)は、どちらか1回を飲ませなくてもよい。

④ 離乳食のあとの調乳または牛乳も、飲ませなくてもよい。

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● 母乳をやめて牛乳に変える
① 母乳は、遅くても満1年までにやめて牛乳にする。遅くなるほどやめるのがむずかしくなる。

② 粉乳も牛乳に変える。牛乳に入れる砂糖は少しずつ減らし、入れずの飲めるようにする。牛乳は1年までは、煮沸したほうがよい。

● この時期の調理法
① やわらかいご飯なら与えてよい。

② パンはトーストにする。

③ 野菜は、7~10か月ころから、煮くずれたもの、みじん切りなどを。11か月ころからやわらか煮。満1歳になれば、消化の悪いもの以外は、なんでも食べられる。

④ 肉はひき肉に、レバーはそぼろにして与える。

⑤ さかなは、焼いたり煮たりしたものを、あらくほぐして与える。

● 離乳食から幼児食へ
① お誕生が近づくころに、午前10時、午後2時、6時に与えていた3回の離乳食をおとなの食事にあわせる。

② 3時ころおやつを与え、1日4回の幼児食に変えていく。

③ 牛乳は1日2本を、幼児期になっても続けたい。

● 離乳食の内容を調べる
① 後期では、離乳食からほとんどの栄養をとらなければならないので、毎日の食品の量、種類、栄養価、消化程度を調べることも大切。

② 乳・卵
 牛乳は1日2~3本。卵は1個。チーズ、ヨーグルトもよい。

③ 肉・さかな
 1日1回。レバー、豆腐、納豆はときどき与える。

④ 野菜
 色の濃い野菜、いも類、果物は必ず与える。

⑤ 穀類
 以上の食品をとって、不足する分を穀類でおぎなう。

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● 偏食はこのころから始まる
① 偏食は、離乳期の食事のとり方から始まることが多い。

② 目だって偏食が多いと、栄養がかたよって発育に影響する。原因を調べてはやくなおすようにする。

③ 無理強いが原因のときは、赤ちゃんが食べたがるまで待つ。空腹にさせると食べることがある。

④ いちど嫌がった食品も、2~3日あいだをおいて食べさせてみる。

⑤ 親のことば、態度から食欲を失わせることがある。「まずい」とか「気持ちが悪い」とか、不快なことばを使わないようにする。

⑥ 両親の嫌いな食品は、赤ちゃんも食べず嫌いになることが多い。まず親の偏食をなおすことが先決である。

● かわりの食品で栄養をとる
① 必要な食品に偏食がある場合は、同じ栄養素を含む食品で栄養をおぎなう。

② 赤ちゃんの好きなものに混ぜたり、味つけを変えると食べることがある。