子供の病気-顔色が悪い


 顔色が悪く表情がさえない

● 貧血に注意する
 まず第一に注意しなければならないのは貧血です。したがって、その程度や原因を確かめるには、血液の検査が必要です。

 特に、よく風邪や気管支炎を起こす子供とか、離乳の開始が7カ月以後まで遅れたり、お誕生が過ぎても母乳を続けている赤ちゃんでは、栄養のかたよりから貧血を起こしやすいので、顔色が悪く、表情がさえないといった場合には、この点を注意して調べる必要があります。

 しかし、ずいぶん青ざめて見えても、血液を調べてみると貧血は認められないこともあります。こんな状態を仮性貧血とよんでいます。

● 重い病気のこともある
 神経質な子供では、緊張したり、強い刺激を受けると、皮膚の毛細血管が収縮して、皮膚が青白く見えることがあります。しかし、皮膚の色が悪すぎると思われる場合、腎炎や白血病や寄生虫病が発見されることがあります。

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● 急に顔色が悪くなった場合
 急に顔色が悪くなった場合は、身体に何か変化が起こったしるしです。

 長い間立っていたり、乗り物に酔ったりして、顔色が悪くなったときは、脳貧血と考えてよいでしょう。この場合は、頭部を低くして寝かせるのが先決問題です。物事に驚いたり、恐れたりしたのが原因で、脳貧血がおこることもあります。

 また、薬やタバコを誤飲した場合もあり、急いで吐き出させるなどの応急処置をしなければなりません。


 全身がぐったりしている

 子供たちは、身体のどこかに異常があると全身がぐったりして、元気がなくなります。とくに多いのは脱水症の時です。こんな時には、水分を補給するだけで元気になります。

 また、腸重積症を起こした場合、ごくまれですが、胃や腸の穿孔(穴があいている)を起こしたときにもこの症状が見られます。

 疫痢のはじめや自家中毒の場合にも見られます。とくに自家中毒の場合は、経験のある母親なら、嘔吐が始まる前に、特有なぐったりした状態から、早期に予測することができます。

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