とびひ・いぼ


 とびひ(伝染性膿痂疹)

● 病気の様子
 ブドウ球菌や連鎖球菌によっておこる病気ですが、乳幼児にみられるのは主にブドウ球菌によるものです。
 
 この病気は、皮膚に突然大きな水ぶくれができて、どんどん大きくなり、すぐに破れてしまいます。数もあっという間に増えて広がっていくので、“とびひ”と呼ばれているのです。

● 家庭での注意
 水ぶくれから出た汁が、皮膚につかないように注意して下さい。治るまで入浴させてはいけません。予防のためには、あせもと同じような注意が必要です。

 治療には、抗生物質の入った塗り薬を用いますが、清潔な布に伸ばして局所につけ、1日1回張り替えます。広がりすぎて、包帯が無理なところは、1日数回塗りつけます。これと同時に、抗生物質を飲ませたり、注射したりすると、効き目があります。

 いずれにしても、専門医の指示をあおいでください。

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 いぼ(尋常性疣贅)

● 病気の様子
 ウイルスが原因のごくふつうに見られるいぼで、いろいろな形、大きさがあり、子供の手足によく見られます。皮膚から盛り上がって、表面がざらざらしており、色は灰色です。放っておくとあちこちに増えますから、はやく手当てを受けてください。

● 家庭での注意
 いぼには面白い性質があって、暗示療法が効くこともあります。昔から“いぼはおまじないで治る”といわれているのはこのためです。

 しかし、実際にはこのような方法だけで治るはずがなく、専門医に電気で焼いてもらうのが、もっとも一般的な治療法です。近ごろでは、いぼに注射する方法も行なわれています。