乳歯を虫歯から守るために


● 甘味の強い食品はできるだけ避ける
 テレビなどを通じて、虫歯には都合の悪い甘味類の宣伝が盛んですから、歯の生えそろわない小さい子供たちの虫歯が増えつつあります。

 確かに糖分は子供が育つために必要な栄養素ですが、その必要量は母親がつくる食事で十分です。子供が好きだからといって、まだ歯が生えていない赤ちゃんのころから、甘い物を食べる習慣をつけてしまうことは避けなければなりません。

 また、子供のおやつは甘い物と決めて、キャラメルやチョコレートを与えている母親がまだいるようですが、子供のおやつは大人の間食とは全く別で、正規の食事ともいえるものです。

 多くの母親が経験したことでしょうが、おやつに甘い物を与え過ぎると、ふつうの食事量が減ってしまいます。これでは栄養上の問題も出てきますし、また、大切な乳歯を虫歯でだめにしてしまうことにもなりかねません。甘い物は子供の歯の大敵であることを、忘れないようにしてください。

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● 歯をきれいに
 乳歯の虫歯を防ぐためには、少なくとも朝と夜寝る前の2回、歯の清掃をすることが必要です。さらに間食のあとにも行なえばいいでしょう。

 自分で歯磨きができるようになるまでは、母親が人差し指に脱脂綿をまきつけ、水か湯で湿らせて、歯の外側と内側、歯肉との境い目を軽くふきます。

 また、小さい子供では、口の中に水を含ませて、ブクブクさせることだけでも効果がありますし、食後リンゴのような歯ごたえのあるものをかじらせることも、歯の清掃に役立ちます。

 歯にフッ素を塗ると虫歯の予防に役立つともいわれていますが、それほど効果があるものではありません。

 歯は食べ物による以外に、砂糖などで甘くした飲み物でも汚れ、虫歯ができやすくなります。最近多いのは、チューインガム、清涼飲料、乳製飲料などによる、たちの悪い虫歯です。

 これらの甘い飲料は、口の中に残って歯の表面を汚していますから、夜寝る前に飲ませることはたいへん危険なのです。

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