子供の風邪の予防


● 一般的な予防
 まず風邪をひいている患者に接近しないことがなによりですが、家族がかかった場合は困ります。家庭に持ち込まれる風邪は、集団生活をしている幼稚園児や小学生がかかってくることが多いようです。

 感染に対してもっとも弱いのは1~2歳の乳幼児で、約50%はうつされてしまいます。

 家族全体では25%の感染率があるといわれます。それを防ぐには病人を別室に隔離するか、それができないときは枕元をついたてなどで仕切り、部屋の換気を良くします。

 鼻をかんだりしたテッシュは焼き捨て、汚したハンカチは熱湯で消毒してから洗います。

 一般的には風邪の流行期には子供を人ごみの中に連れて行ったりすることは避け、外出時にはマスクをさせ、帰ったらうがいをさせるようにします。

 ただし、このマスクやうがいの効果について、大きなことは期待できません。しかし補助的な効果はありますから、やったほうが良いでしょう。

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● 積極的な予防
 風邪は抵抗力の弱いところに入ってきますから、それに打ち勝つだけの強い抵抗力を常に保つことは大切です。風邪が過労や寝不足、気の緩みからかかりやすくくなることは誰もが経験ずみのことかと思います。

 風邪の流行している時期には、子供は早く寝かせ、栄養やビタミンを十分に与えることが必要です。

 また、寒さに対する抵抗力もつけることが大切ですから、ふだんから皮膚を鍛えさせるようにし、うす着の習慣をつけておくとよいでしょう。

● ウイルスによる風邪は予防がむずかしい
 しかしいくら皮膚やのど、鼻の粘膜を丈夫にしても、風邪ウイルスの侵入を防ぐことは出来ません。言い代えると、ウイルスによる風邪は予防することが出来ないということです。同様に、寒さにあたらないようにすることも風邪の予防にはなりません。

 こうして見ますと、風邪を予防する唯一の方法は、人との接触を断つ以外ないということになるでしょう。

 今日のように、人との接触が避けられない社会にあっては、繰り返し繰り返しいろいろな病原の風邪が流行するのは当然というべきで、風邪をひくたびにそれに対抗する基礎ができていって、しだいに風邪にかかりにくくなる、という理屈につながってくるのです。

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