子供の病気-救急処置

ひきつけ・吐く 下痢・腹痛 咳、呼吸困難・鼻血・虫歯

 急を要する場合とそうでない場合

● 緊急を要する場合
 全身状態のところでも述べましたように、顔つきや一般状態を正しく観察することは大切です。ぐったりしていたり、目がくぼんでいるときは、翌朝まで待てないことがあります。

 熱が出ただけでは、緊急ということにはなりませんが、急に高熱が出て、うわ言を言ったり、ひきつけたりすれば放っておけません。しかし、ひきつけた場合でも、しばらく様子を見ていると落ち着くことがありますからあわてないように。

 呼吸困難は危険信号です。下痢がひどく、便に血が混じっているような時はすぐ診察を受けます。腹痛はいろいろな場合が考えられますが、吐き気があるときは気をつけなければいけません。

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● 少し様子を見てよい場合
 これらとは逆に、少し様子を見ていても良い場合もあります。

・ 熱が出ても、38度ぐらいで、咳も出ず、顔つきが良いような時。
・ 発疹が出たが、熱が無く元気が良い時。
・ お腹が痛いというが、時々忘れてしまって遊んでいる時。
・ 吐いても、後で平気な様子をしている時。

 などです。このような時は、素人判断には限度がありますが、すぐに診察を受けなくても良いこともあります。一般に、顔つきが良く、話をしたり、食事をしたりするときは急な変化はないものです。


 おもな救急症状と救急処置

 熱が出たとき

● 注意する点
 まず体温計で体温を正しく測ります。測った体温は、時間と一緒に書き留めておきます。熱の出る病気には、他人に伝染する場合が少なくありませんので、他の子供がいたら近づけないようにします。

 先にも述べましたように、熱のあるときは下痢、咳、発疹などの他の症状にも注意しなければなりません。

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● 応急手当て
 静かに寝かせますが、寒気がなければ布団は薄めにします。熱が39度以上もあれば氷枕を用いますが、これを嫌がるような時は無理に用いなくてもよいでしょう。汗が出るときは、時々拭いてやらないと寒気がしたり、気分が悪くなったりします。

 熱のある時は、湯ざましや果汁を与えて水分を十分に補給します。麦茶や薄めた乳酸飲料(カルピスやヨーグルトなど)でも良いでしょう。食欲がないのに無理に食べさせるのはいけません。

 薬は飲ませないで、医師の診察を受けるのが良いのですが、夜間の場合は、風邪薬を応急的に与えるか、解熱用の坐薬を用いても良いでしょう。しかし、この時もあらかじめ医師に用いかたを聞いておくほうが良いのです。