子供の病気-ひきつけ・耳の痛み


 ひきつけが激しい

 ひきつけもいろいろな病気の一症状として表れます。ただし、乳幼児はひきつけを起こしやすく、親をしばしば驚かせますが、心配のない場合も多く、ほかに症状がなければ、応急処置をしてしばらく安静にすると、おさまるものです。

 ところが、ほかに症状を伴って起こる場合には、重大な病気によることが多く、医師の診察が必要です。

● 熱がない時にひきつける
 こんな症状では、まずてんかんが疑われます。長く、大きくひきつける大発作と呼ばれるものと、軽くひきつける小発作の二種類があります。

 大発作では、目をつり、口をくいしばって意識を失い、全身を突っ張って倒れます。ついで、手足や顔の筋肉がけいれんを起こし、5~10分後には眠ってしまいます。大・小便を漏らすこともあります。2~3時間ほど眠ると、ケロリと元気になります。

 小発作では、ふつうの動作が1時的に止まって放心状態になり、数秒間ほど意識を失います。その間、頭が下がったり、目がぼんやりしたり、手足が震えたりしますが、意識が回復すると、もとの動作を続けます。

スポンサードリンク

● 熱をともなうけいれん
 子どもでいちばん多いのは熱性けいれんです。過敏な体質の子どもに多く、体温の高いときに限ってけいれんを起こすものです。

 けいれんの様子は、ふつうてんかんなどにみられるものと変わりませんし、また、熱のないときには決して起こりません。子供によって、38度以上の熱が出るとけいれんを起こす子ども、39度以上になってはじめて起こす子どもなどさまざまです。

 40度前後の高熱が出て、1日に数回のひきつけがおこり、からだが弓のように反り返って苦しむときは、髄膜炎の疑いがあります。髄膜炎には、結核性、化膿性、漿液性などいろいろあり、症状も多少違います。

 また、やはり40度前後の高熱でひきつける日本脳炎がありますが、これはじきに昏睡状態があらわれるのが特徴です。疫痢も40度前後の高熱とひきつけがおこり、昏睡状態におちいりますが、日本脳炎と違うところは、大便に必ず膿血便が出ている点です。


 耳の痛みが激しい

 外耳炎や中耳炎を考えなければなりません。

 中耳炎は慢性と急性があって、症状のあらわれ方が違います。痛みが激しいのは、急性の中耳炎で、風邪をひいたあとで感染することが多く、耳の奥に刺すような痛みとともに、熱が出て、耳のふさがった感じになり、難聴を起こします。

 鼓膜が破れると耳漏(耳だれ)が出ますが、それと同時に、熱が下がり、痛みも取れます。

 外耳炎は、外耳道に湿疹やおできができて、それが炎症を起こしているものです。

スポンサードリンク