子供の病気-咳が激しい・鼻血が出る


 咳が激しい

 咳の出る原因によって、軽い咳、重い咳、ひどい呼吸困難をともなう咳などさまざまです。病気の種類によっては、咳から病気の診断がつくこともあります。

● から咳
 たんをふくまない、かわいた咳(から咳)は、軽い風邪のときに出ます。しかし、咳の出かたはウイルスによって違い、また、炎症が咽頭から喉頭、気管、気管支へと進むにつれて激しくなってきます。

 また、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)では、から咳がしつこく出ます。

● たんのからんだ咳
 風邪のあと、炎症が気管支に進んだ気管支炎では、咳とともに熱が高く、たんがからんできます。このほか、肺炎や肺結核でもたんのからんだ咳が出ます。

● 犬の吠えるような咳
 ゼイゼイや声枯れをともなうことが多く、喉頭炎や喉頭ジフテリアなどにみられます。

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● から咳とヒューヒュー
 激しく咳込んで、咳の切れ目にヒューと音を出して息を吸い込むのは百日咳特有の症状です。また、気管支ぜんそくでは、ヒューヒュー音がし、たんもからんで、呼吸が困難になります。

● 突然強く咳込む
 元気で遊んでいた子が、風邪などほかの病気もないのに、突然強く咳込んで、苦しそうにしている場合は、異物を吸い込んだときと考えてよいでしょう。

● 心配のない咳
 子供によっては、例年のように秋のはじめになると咳が出て、知らないうちに自然になおるとか、寒い朝、起きがけに決まって30分くらい咳が出て、咳どめの薬を飲んでも、なかなか治らないということがあります。

 これは、体質性やアレルギー性の心配のない咳ですから、薬を飲ませるのをやめて、むしろ乾布摩擦や体操などで身体をきたえるようにします。時期がくれば、自然になおります。


 鼻血が出る

 急に鼻血が出ても、多くの場合心配いりません。静かに寝かせ、鼻中を冷やして経過を見れば、20~30分のうちにとまってしまいます。

 しかし、あまり頻繁に繰り返し出る場合とか、半日近くも止まらない場合は、血友病、血小板減少性紫斑病、白血病など血液の病気も考えられます。

 がんこに鼻づまりが続いたり、鼻腔にかさぶたがつまっていたり、鼻の下がひどくただれているなどの症状をともなう鼻血は、鼻ジフテリアや梅毒が疑われますから、検査をしてもらう必要があります。

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