子供の躾;生活の型と自主性


 躾というものは、生活の型を覚えこませるという面の強いことは確かです。子供が欲しなくても、型に入れ込んでしまうというような性質があります。

● 型にはめるか型を超えさせるか

 生活の型を身につけさせるために、すべてに型を強制し、その結果、すべてが型どおりでないと何も出来ないというような、自主性のない子供に育ててしまう場合もあります。
 
 生活の型をさりげなく自分のものにしたうえに、伸び伸びと自分の世界を広げていく子供もいます。そして、一見したところでは前者が“良い子”のように思える場合もないわけではありません。

 大人になってからも、型に入って型から出られない人と、型に入ってその型をより良い自分のものに発展させる人もいます。

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 私たちが躾で考えなければならないのは、このように型に入って、さらに型を自分の物として深め、発展させて広げ、新しい型をつくっていけるような子供を育てることです。

● 個々の躾を全体として関連させる

 躾の基礎になるものをいくつかあげましたが、これは、それぞれが別々に存在しているということではありません。“一人で生きていけるようにすること”が躾全体の基礎でもあるように、“生命を大事にする躾”も“社会に通用する躾”も、みんなそれぞれ相互に関連しているのです。”どれか一つでも”と考えるのは、やはり”片手落ち”だと思います。

 一つ一つの躾を見てもきちんと身につけていくことも大切ですが、やはりその子供全体のあり方として見て、調和がとれていて伸び伸びとした自主性・創造性のある子供こそ、将来の好ましい”人格”につながっていくのです。

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