子供の躾;食べ物の好き嫌い


● 必ずしもなおす必要はない

 子供の好き嫌いで悩んでいるお母さんは、それこそ星の数ほどいます。なぜ、好き嫌いは、なおさねばならぬほど悪い習慣ののでしょうか。

 「なんでも食べる子、じょうぶな子」という歌もあったように、好き嫌いがあると、バランスのある栄養が取れない。そのために病気がちだったり、身長が伸びないのではないかと心配するからです。

 これは本当でしょうか。牛乳を飲まなかったり、肉を食べなかったり、野菜を食べないと虚弱児になるのでしょうか。

 現在は食べ物の種類はきわめて豊富です。牛乳やニンジンをとらなくても、体の成長に必要な栄養は、ほかのもので十分に補われています。

 人間は、健康な状態を維持するために、なにかある特殊な栄養が必要なときは、自然にその栄養が含まれている食べ物を求めるようになります。

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 激しい運動をしてたくさんの汗をかいたあとでは、水分の多いものや、塩分を含んだものを食べたくなるのが普通です。

 よくニンジンが嫌いな子には、ニンジンをすりつぶし、形を変えて食べさせればよいと書いてありますが、それほどまでにして食べさせる必要はありません。ニンジンを食べないと背骨が曲がるということがあれば、無理やり食べさせなくてはなりませんが…。

 親の生活を振り返ってみても、着るものにしても、余暇の過ごし方にしても、また厳密にいえば食べ物に関しても、それぞれが好みを持っているはずです。

 大人には、食べ物を含めて好き嫌いが許されているのに、子供の食べ物の好き嫌いは、どうしてこんなにも目のかたきにされるのでしょうか。

 食べ物の好き嫌いと、貧弱な体格や不健康な状態を、直接因果関係で結びつけるのは正しくありません。それに、嫌いなものを無理に食べさせられては、楽しい食事ができるわけがありません。ですから、好き嫌いは必ずしもなおす必要はないといえます。

● 料理した人へのエチケットを教える

 けれども、栄養とは関係なく、出されたものを残さず食べることは、料理を作った人に対するエチケットでもあります。そういう点から、残さないで食べることは、大切であることを教える必要はありましょう。

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