子供の躾;赤ちゃんがえり(退行現象)


 排泄の自立がかなり進んで、お母さんがホッとしているのに、急に元に逆もどりしてしまうことがあります。このような現象を「退行現象」とか「赤ちゃんがえり」などといいます。

● 原因と躾の方法

 もっとも多いのは、次の子供が生まれて、お母さんの愛情や関心がそっちに移ってしまったと感じ、子供の気持ちに動揺がおこったときです。

 こんな場合は、積極的に心を癒してあげることが大切で、抱く、添い寝をするくらいの気持ちで、情緒不安を解いてあげてください。

 このような子供の心の動きを知らないお母さんは、「みっともないからやめなさい」 「もう赤ちゃんではないんだから」と言って、子どもを責めます。

 こんな場合は、むしろ子供の心をいやすように、積極的に抱いてあげたほうがいいでしょう。

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● 退行現象には二つのあらわれ方がある

 退行現象は、言葉やしぐさ、遊び方など発達過程のいろいろな面に、一緒に出てくる子供と、排泄だけにおきてくる子供がいます。

 このように、一つだけに出てくる場合を「症状選択」といいますが、この場合なかなか退行現象であるかどうかの見分けがつきにくいことがあります。

 例えば、友だちとよく遊ぶ、赤ちゃんもいじめない、ところがおもらしだけはするといった状態の時です。

 特に、ふつうなら夜尿状態がなくなっていく2歳半から4歳ぐらいの間に次の子が生まれた場合、夜尿状態が継続しているようにみえます。しかし、退行現象によることもあるのです。

 躾が厳しすぎるために、排泄現象の自立が思うように進まない、逆戻りしているといった場合は、退行現象というよりは、むしろ抵抗現象ともいうべきもので、緊張が強いと逆の現象が起きるということは、大人でもよく見られることです。

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