子供と遊び;遊ばない子・遊べない子


● 用意された遊びばかり経験すると…

 都会の子供たちの多くは、遊び場のないところで育っています。自由に走り回れるところへ連れて行ったらどんなに喜ぶだろうかと、小学生を「子供の国」へ遠足に連れて行きました。

 広々とした芝生で「さあ、力いっぱい遊びなさい」と先生に言われると、はたして子供たちは歓声をあげて思い思いの方向へ散って行きました。

 ところが5分もたたないうちに、また先生の周りに集まってきました。先生が「どうしたのだ」と聞くと、「遊ぶものがなんにもないんだもの、遊べないや」というのです。

 都会の子供は、遊びを誰かが用意してくれないと、自発的に遊ばなくなっているようです。彼らが遊べるのは、いろいろな遊具がそろっている都会の遊園地やゲームセンターです。

 遊具もなく、大人の指示もない広々とした場所に放り出されると、自発的に遊びを作り出す経験を持たない現代っ子は、どうしてよいか分からずとどまってしまうのです。

 大人たちが、子供の世界を占領し、子供の心を踏みにじってしまった結果、遊ばない子供になってしまったともいえます。

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● 過保護に育ち過ぎると…

 また、なかには遊びたい気持ちは、人一倍強いのに、うまく遊べない子供もいます。甘やかされたり、親の保護や干渉が多すぎた子供です。大人ばかりの中に育つ一人っ子に多いようです。

 相手の気持ちを理解したり、相手の立場になってものを考えることが、全然できないのです。すべては自分の思うように動くと考えているのです。

 そのために仲間からあの子は自分勝手だ、わがままだといわれ、一緒に遊ぶのを敬遠されるようになります。

 遊ばない子、遊べない子は不幸です。不幸な子を作り出しているのは、子供の遊びの意味を理解していない大人の責任です。

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