子どもの性格

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 <性格を形づくるもの>

 子どもの日常生活を見ていると、その時その時の気分によって、動作やふるまい方はいろいろと変化します。からだの調子がよく、なにかうれしいことがあるときには、その子は全体に明るく、うきうきした様子を見せます。

 ところが、同じその子がお母さんに叱られたり、大事なものをなくしてしまったときは、なんとなく沈んで、さえない感じです。このように、その時、その子はどんな状況であるかによって、ふるまい方は違うものです。

 しかし、一人一人の子どもをずっと見ていますと、たとえ同じような状況に置かれても、いつも元気で明るさを失わない子もいれば、おとなしくて控えめな子もいるのです。

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● その子らしい特徴を生みだすものが性格
 このように、子どもに限らず、人はそれぞれに違った、その人なりの振る舞い、物の考え方、感じ方、話し方を持っています。そのような表れの奥にあって、その子、その人らしい特徴を生みだしているものを、いっぱんに「性格」と呼んでいます。

 また、性格というものは、明朗、おせっかい、甘えん坊…などという要素を、一つ一つバラバラにして考えられるものではありません。

 はやい話が、A君とB君とでは、「まじめ」という点で共通していても、「明朗さ」という点で違えば、”A君らしさ””B君らしさ”は、まったく違ったものとして印象付けられます。

 性格とは、このようにいろいろな側面が組み合わさって、一つのまとまりをもったものでもあります。

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