幼児の育児:幼児の成長~愛情と規律


● 規律ある生活をさせる

 家庭や社会の規律を知って、それを守るように努力させることは、自分が他人に守られている反面、他人のことも考えなければならないという気持ちを育てるうえで、大切な意義を持っている。家庭生活では、時間との空間の面で、正しい規律を守らせるようにさせる必要がある。

 時間と規律とは
 起床と就寝の時間、食事時間、菓子、果物などのおやつの時間などを決めて守らせる。子供の要求どおりすることは、慎んだほうがよい。

 空間の規律とは
 子供部屋、両親の部屋というように、部屋の区分を守らせる。独立した子供部屋がとりにくい家庭でも、部屋の一部を利用して、子供に「自分の場」を与える工夫をしたい。

● 公共道徳を躾ける

 公衆道徳を守る気持ちを育てるには大人が手本を示すことが第一。3~4歳頃から、乗り物の中でのよくない行儀や、公共施設での勝手な行動を厳しくたしなめ、きっぱりやめさせるようにしていく。

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● 愛情ある養育を

 規律が、子供にとって冷たいものにならないようにするためには、愛情ある養育によって、子供の情緒の安定を与える必要がある。愛情のある養育は、年齢が低ければ低いほど、親子の1対1の関係によって具体的に表現されなければならない。

 たとえば、一緒に遊ぶ時間を持ったり、子供が寝るときに手を持ってやったり、本を読んでやったりするようなことが、具体的な愛情のしめし方といえる。

● 大切な親子関係

 1歳半~2歳半頃は、身近にいて養育してくれる人と、とくに緊密な関係を求める。母親がそばにいないことに気がつくと、そのあとの不安は大きく、後追いすることもしばしばある。

 この時期に、母親と離れて育った場合は、それが性格の形成に大きな欠点となることが多い。少なくとも2歳半ころまでは、母親が身近にいて、愛情の要求を満たしてやりたい。

● 友だち作りを育てる

 2~3歳半の時期には、友達を求める気持ちが起きてきて、喧嘩をしながらも、友達との遊びを楽しむようになる。友達遊びの経験から、仲間意識が育ち、社会の中での人間関係を知るようになる。

 仲良く遊ぶには、どうすればよいかが分かるためには、いくたびか喧嘩を繰り返さなければならない。4歳、5歳と年齢がすすむにつれて友達の数が多くなり、役割やルールを決めて遊べるようになる。

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 喧嘩にも意義を認めて、友達作りを育てていくことが、両親の大事な務めといえる。

● 家族関係は人格に影響する

 子供の人格は、安定して調和のとれた家族関係に支えられて、順調に発達する。家族関係の不調から、母親が絶えず不安におびやかされ、その影響が子供の心身の発達をさまたげている例が少なくない。思春期の神経症や、異常行動の原因となることもある。

● 一貫性のある養育をする

 夫婦がよく話し合い、子供に対する役割を決める。夫婦で決めた育て方には、家族そろって協力し、次々と起こる子供の問題を、一貫性を持って解決していくという態度が望ましい。

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