乳児の虫歯・アレルギー体質


 乳児の虫歯

● 虫歯は1歳前後から始まる

 乳歯は、生後2年ごろまでに上下20本が生えそろうが、生後1年ころから虫歯ができ始める赤ちゃんもいる。虫歯の原因として注意したいものは甘い物の与え過ぎである。糖分が歯の間に残ると、分解するときに歯のホウロウ質を痛めて虫歯となる。

 妊娠中の母体の健康状態が悪い場合、早産の場合も虫歯になりやすい。人工栄養児では、上の前歯が虫歯になりやすい。哺乳びんによる授乳では上唇の発育が遅れ、唇による歯の清潔が不足するためと考えられる。

● 怖い虫歯の影響

 乳歯は生え変わるものと考えて、虫歯をそのままにしておくと、子供の正常な発育を妨げることもある。噛む歯が虫歯になると、食事の量が減ったり、偏食の原因になったりする。

 虫歯のために正しい噛み方ができず、無理な噛み方を続けていると、発育中の顎の形が変わって、顔つきに歪みのできる場合もある。虫歯がひどくなると、歯根をおかすので丈夫な永久歯が生えてこない。

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● 虫歯を予防するには

 歯の手入れをする。人差し指に脱脂綿をまきつけ、水か湯で湿らせて、歯の外側と内側、歯肉との境い目を軽くふく。毎食後するとよいが、朝晩だけでも習慣づけたい。甘いものは控え、うがいをさせる。

 乳歯の虫歯は広がりやすいので、生後2年たったら、6カ月ごとに定期的に検診を受けるようにしたい。


 アレルギー体質

● アレルギーとはなにか

 普通の人では何でもないのに、ある種の薬を飲んだり、食物を食べたり、吸入したり、皮膚にふれたりしたとき、じんましん、喘息、皮膚炎、吐き気、下痢などを起こすことがある。このように特別な刺激に敏感となり、ひどい反応を起こす場合をアレルギーという。

 原因としては、卵、牛乳、青魚、カニなどの食物や、アスピリン、ワクチン類などの薬品のほか、花粉、チリ、湿度などの外部的原因も考えられる。

 アレルギー性の病気には、じんましん、血清病、小児喘息などがある。湿疹の中にもアレルギー性のものがある。

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● アレルギー体質は生まれつき

 アレルギー体質は、遺伝によることが多いと考えられている。これは、皮膚や粘膜、血管系統などが過敏な体質の子供に多い。また、滲出性体質、神経質などとも関係深い。

● アレルギーの治療と対策

 症状をおさえるには、抗ヒスタミン剤がよく使われる。原因がはっきりしているときは、脱感作療法を用いる。卵が原因のとき、卵を少量ずつ食べさせて、発病しない程度に反応を起こさせ、慣らしていく方法。

 原因が不明の場合は、風邪や寒さが原因となることも多いので、乾布摩擦などで身体を鍛える方法をとる。

 幼児の食事性アレルギーは、食物、とくに動物性タンパク質をよく煮ると防げることもある。治療しなくても、体質が変わり自然になおることも少なくない。

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