幼児食:偏食と病人食


 偏食

● 偏食にしないためには

 偏食は食欲不振から起こりやすい。食欲不振にしないことが大切。両親に偏食があると、子供もなりやすい。両親の偏食を治すこと。

 嫌いなものを食べない時、栄養のことを心配して、他の食物を与えると偏食を作りやすい。

● 偏食の治し方

 少しくらいの偏食では、栄養が不足する事はない。必要な栄養素が摂れないような、ひどい偏食は、治すようにする。

 嫌いな食物は、味付けを良くして空腹のとき与える。食べなければ直ぐ片付け、次の食事時間まで空腹にしておいて、もう一度試みる。

 なんとか食べさせようとして焦ると、逆効果になる。どうしても治らない時は、健康診断を受け、栄養上の問題があれば治療法の指導を受けるようにする。

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 病気のときの食事

● 風邪を引いたとき

 熱のあるときは、水分を十分に与える。ビタミンCが消耗するので、柑橘類の果汁はよい。あめ湯、砂糖湯、穀粉湯でもよい。消化器が弱りがちになるので、調理は出来るだけ柔らかめにする。

 体力が衰えないように栄養をたっぷりとる。特にビタミンA・D・Cをとるように。Aはレバー、バター、緑黄野菜(油を使って調理する)、Dは肝油、バター、Cは新鮮な果物や野菜から摂る。
 
 風邪がひどくて食欲がないときは、半日くらい水分だけを十分に摂らせて、食欲が出るのを待つ。

● 喉や口が痛いとき

 風邪、扁桃炎、口内炎などのときは、食物のとおりを良くするように調理する。味は薄めにする。温度は、体温くらいに冷ます。冷た過ぎても、熱過ぎてもよくない。

 野菜は、煮て裏ごしにする。ゼラチンやくず粉を使って、なめらかな舌触りにするのもよい。

● 下痢をしているとき

 急性の下痢の時は、医師の指示で半日くらい絶食することが多い。その間は、湯ざまし、番茶などで、水分を十分与える。果汁は便を一層やわらかくするので避ける。野菜スープはよい。

 吐き気が激しく、水分が摂れない時は、氷片を含ませる。絶食後はおも湯、くず湯、おかゆの順に進めていくとよい。梅干は殺菌力があるのでよい。

 良質のタンパク質は栄養価が高く、便を固くする傾向がある。回復期には、牛乳、卵、白身魚、鶏肉、豆腐などを与える。回復期に、急に食欲が出ることがあるが、食欲にまかせて多く与え過ぎないように気をつける。

● 便秘・湿疹のとき

 カレーなど、香辛料の強い料理、漬物、塩ざけなど、塩辛いものは避ける。線維の多い野菜、ビタミンの多い果物を多く与える。

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 酸性の食品(肉、魚、卵、ネギ、アスパラガス、穀類、豆類など)に偏らないように気をつけ、アルカリ性の食品(野菜、果物、牛乳)を十分摂らせる。早朝に、冷たい水、牛乳、果汁を飲ませると便秘を防ぐ。

● 自家中毒のとき

 嘔吐が激しく、身体の水分が失われるので、なによりも水分の補給が大切。嘔吐がおさまったら、牛乳かおも湯を2時間おきに与える。湯ざまし、果汁も、少しずつ与える。だんだん量をまし、おまじり、5分がゆ、おかゆと進めて、普通食にする。1週間で普段の食事に戻る。

 回復期に向かうと、急に食欲が出るが、食事時間や量を規則正しくして不消化な食物は避ける。

● その他の病気のとき

 腎炎、ネフローゼなど食事療法の必要な病気は、医師の指示を守る。大腸カタル、疫痢、しょうこう熱などの場合は、自家中毒の時を参考にする。

● 病気の時に不適当な食物

 生もの
 刺し身、線維の多い生野菜は、消化できないので避ける。

 不消化な物
 ゴボウ、タケノコなど、不消化なものはいけない。

 塩辛い物
 たくあん、せんべいなど、塩辛いものは水分が不足がちになるのでよくない。

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