赤ちゃん(新生児)の退院後の世話

 産院で1週間を過ごし、家庭に退院してきた赤ちゃんは、生まれたときとは見違えるように表情も変わり、体力も出ています。しかし、まだいかにも弱々しく、頼りなく、はじめての赤ちゃんのときには不安が付きまとうかもしれません。でも、赤ちゃんは思ったよりしっかりしています。気楽にして、赤ちゃんをよくかわいがってください。

 赤ちゃんに何より必要なものは母親の愛情です。赤ちゃんも母親の愛を信頼し、のびのび育っていきます。

● 寒い季節の注意
 体温を調節する機能はよく働くようになっています。室温にそう神経質になることはありません。

 冬はストーブでふつうに部屋を暖め、赤ちゃんだからといって特別に温かくする必要はありません。室温は15度から20度に保たれればよいのです。

 暖房は電気ストーブが空気を汚さないのでいちばんいいのですが、石油ストーブかガスストーブでもかまいません。ストーブを使うときには、湯沸かしをかけて湯気を立てるようにします。

 ガスや石油は、燃えるときに水分が蒸発するので湯沸かしをかける必要はありません。これらを使うばあいには、密閉した部屋では空気が汚れますから、1時間ごとに窓を開けて換気しなければいけません。

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● 暑い季節の注意
 夏の暑いときでも、赤ちゃんが退院してくるからといって、わざわざ冷房装置を入れる必要はありません。冷房があるときには、外の気温より5度ぐらい低くする程度にし、室温は25度より低くしないようにします。

● おむつの取り換え
 赤ちゃんが泣いたときにはおむつがぬれているかを調べ、ぬれていたらすぐ変えてやりましょう。

● 入浴
 入浴はできるだけ毎日させたほうがよいのですが、寒い季節なら1日おきでもかまいません。はじめは助産婦や、経験のある人のやり方をよく見て、方法をおぼえたら自分でやってみましょう。

 お湯の温度は39度から40度、入浴時間は10分以内にとどめます。