赤ちゃんの表情、目、口、耳、手足

● 赤ちゃんの表情
 生まれて間もない赤ちゃんでも、静かに眠っているときにまぶたや口をピクピク動かしたり、眉をしかめたりします。1~2週間すると一人でにニコリとほほ笑むような表情をします。

● 赤ちゃんの目
 生まれた日には、まぶたがはれぼったく、むくんでいますが、1~2日のうちにはふつうになります。涙はまだ出ません。

 白目のところにポツンと赤い出血がみられることがありますが、自然に消えます。生まれて間もない赤ちゃんでも明暗の区別ができます。明るい光をあてると、まぶしそうな眼をかたく閉じます。

 目を覚ましているときには、ちょっとあたりを見回したり、母親を見たりしますが、まだ物をじっと見つめることはありません。でも目の上で大きな物をゆっくり動かすと、その動きにしたがって目を動かすという反応が見られます。

 赤ちゃんの目はやぶにらみのような目つきに見えることがあります。目を動かす神経の調節がうまくできないためです。生後4か月くらいになると正常になります。

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● 赤ちゃんの口と味覚
 赤ちゃんの唇に、白い皮がついているように見えることがありますが、異常ではありません。
 歯ぐきに小さな、白い真珠のような丸いものがついていることがよくあります。これも異常ではありません。数か月のうちに取れてしまいます。

 生まれたばかりの赤ちゃんでも、味はわかります。甘いものは喜んで飲みますが、塩辛いものやにがい物をやると、いやな顔をして舌で押し出してしまいます。

 ただ塩辛いとか、にがいとか、酸っぱいとか、そういうことで区別できるかどうかは分かりません。好きなものと嫌なものはちゃんと区別できます。

● 赤ちゃんの耳と聴力
 生まれた時に産声を上げると、今まで粘液で満たされていた鼓膜の内側に空気が入り込み、耳が聞こえるようになります。聴力はまだ一人前ではありませんが、大きな音を立てると、びっくりしたようにピクンと動きます。

● 赤ちゃんの手足
 生まれて2~3日のあいだは、手足の先が紫色をしていることがよくありますが、心配する必要はありません。赤ちゃんは手をかたく握っています。また、手のひらにさわったものをかたく握りしめる反応があり、その力は両手で棒をにぎらせると、棒にぶら下がることができるくらい強いものです。

 足の力も強く、うつぶせにして両方のかかとを大人の手のひらで軽く押すと、赤ちゃんは足を伸ばし、からだを前進させることができます。

 寝ている赤ちゃんの布団をたたいたり、腕を持ってからだを少しおこして急に放したりすると、赤ちゃんは驚いたように両手を広げて、なにかに抱きつくような格好をします。これは健康な赤ちゃんのしるしです。

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